まちなか向日葵しぼり隊憲章
まちなか向日葵しぼり隊憲章
まちなか向日葵しぼり隊(以下「本会」という)は、植物と人との関係性を基盤に、地域における持続可能な暮らしと、社会の形成を目的として活動する市民主体の活動である。本会は、一粒のヒマワリのタネを起点として、人と人、人と大地、人とエネルギーをつなぎ、協力と循環によって支え合う社会の実現を目指す。
第1条(目的)
本会は、以下を目的として活動する。
1. ヒマワリなど植物の栽培を通じて、市民相互の交流を促進し、地域の活力向上、防犯および防災意識の醸成に寄与すること。
2. ヒマワリのタネから油を搾る活動を通じて、地域内に自然由来のエネルギーを生み出し、エネルギーの自立と理解を促進すること。
3. 植物資源を無駄なく循環利用することにより、化石燃料への依存を低減し、脱炭素社会および環境保全に貢献すること。
4. 子どもから高齢者、障害の有無を問わず、誰もが「タネをまく」行為に参加できる社会の実践モデルを構築すること。
第2条(活動内容)
本会は、前条の目的を達成するため、次の活動を行う。
1. 栽培活動個人宅、学校、福祉施設、公共花壇、休耕地、荒廃地等を活用し、ヒマワリを含む油糧作物の栽培を行う。これにより、都市緑化、生物多様性の保全、環境学習の機会創出を図る。
2. 交流・学習活動ヒマワリ栽培など園芸活動を媒介として、市民が世代や立場を超えて関わり合い、対話と協働を通じた地域づくりを行う。
3. 搾油活動収穫したタネを集め、搾油を実施することで、エネルギーが生み出される過程を可視化し、参加者の理解を深める。
4. 循環利用活動搾油後に残る油粕、茎葉、根等を肥料や資源として活用し、廃棄物を出さない循環型の仕組みを構築する。
第3条(行動原則)
本会は、活動にあたり次の原則を尊重する。
1. 包摂性(インクルージョン)の原則
年齢、障害の有無、経験の差を問わず、誰もが関わることのできる場をつくる。
2. 協力と共有の原則
競争や独占ではなく、協力と知識・資源の共有を重んじる。
3. 安全配慮の原則
栽培・作業・イベント等においては、安全および健康管理を最優先とする。
4. 継続性の原則
一時的な成果にとどまらず、地域に根づく活動として継続することを重視する。
5. 学びの公開性
栽培から搾油、循環利用に至る知見や経験を記録し、社会に共有する。
6. 地域協働の原則
学校、行政、企業、研究機関等と連携し、開かれた活動を行う。
第4条(組織)
本会は、社会や地球が抱える課題に対し、対立や奪い合いによってではなく、大地と植物と人が協力することによって解決の糸口を探る。
未来は与えられるものではなく、日々の行動によってつくられるものであるとの認識のもと、本会は一粒のタネをまく行為を通じて、持続可能な未来を育て続ける。本法人では会員制度を設けない。活動への参加、ワークショップへの参加、寄付などはどなたでも自由に行うことができる。
合言葉は「タネをまこう。まちにエネルギーを育てよう。」